分譲住宅の善し悪し

分譲住宅のメリットは家と土地を同時に購入できる事だと思います。
どういうものかと言いますと、似たようなデザインの住宅が並んで建っている光景を見た事がある人も多いかと思います。
あれが分譲住宅の特徴になります。
綺麗なデザインの住宅も多いので人気があります。
また建築される場所は需要のあるところが多いので、交通の利便さ、商業・公共施設の場所などもある程度確保されていたりします。
人気の無いところに戸建ての住宅をいくつも建ても需要がありませんし、建てるなら住みやすいところ、というのが大前提でしょう。

ただ、この分譲住宅にも注意すべきところがあります。
分譲住宅のメリットは先ほども言ったように、土地と建物がセットになっているというところです。
予算を立てやすく、非常に分かりやすいというのが利点です。
またある程度完成された物件なので、余計なことを考える必要が無いという部分もあります。
注文住宅にもなると間取りや設備など自分で決めないとならないですが、分譲の場合ほとんど決まっています。
デメリットと言えば、その部分になるかと思います。
自分で自由に決められない、というところです。
間取りなどは大多数のニーズに応えたものになってはいますが、個々が欲しいというものに反映されていない事がほとんどになっています。
たとえば、趣味で多くの荷物がありその収容スペースが欲しいとなったとき、分譲では無い場合があります。
注文住宅であれば確保できますが、分譲となるとそうはいきません。
だったら分譲住宅を購入して改装する、という発想が出てくると思いますが、ローンがあるのにさらに上乗せしますか?
それだったら中古物件を購入してリフォームした方が堅実的です。

周辺環境、利便さなどは保障されてはいますが、入居者のこだわりを反映しにくい部分があります。
分譲住宅は選択肢のうちの一つとして考えておくと良いかもしれません。
重要なのは、購入する側が家や土地にどういうものを求めているのか、という部分です。

長期優良住宅制度って何?

最近になって長期優良住宅制度というのを良く目にします。
この長期優良住宅制度というのは平成21年6月から施行された新しい制度になります。

制度の内容は、より良い住宅を作ることで住宅の寿命を高めようというのを目的とされた制度です。

日本の住宅のイメージは凄く丈夫で長持ちする、と言われてはいますが、世界的に見ればすごく短命らしいです。
日本の戸建て住宅が解体されるまでの平均期間は約築30年らしく、アメリカでは55年、イギリスでは77年になるみたいです。
このように世界的に見ても日本の住宅状況は非常に短命なのです。
こんな事をしていてはダメだと、今更打ち出した制度がこの長期優良住宅制度になります。
地球環境保護という観点からしても、建てては壊していては環境にも反している、という事で長寿命住宅へ移行しています。

これを取り入れようかどうかは任意ですので、基準を満たす事が必須かと言うとそうではありません。
ただ、長期優良住宅と認められた住宅には、減税等の優遇が受けられると言います。
質の高い長期的に住める住宅を建築して、手入れを続けながら長く大切に使いましょう、という事です。

短命な住宅よりも長期に渡って使える住宅の方が良い、とは思います。
それが住人のためではなく、環境のためというのが微妙な感じがします。
近年のこの環境改善推しは何なのでしょうか。
正直なところ、日本という小さな島国が地球レベルの環境に一体どんな貢献ができるのか、と。
だったらやらなくても良い、というわけではなく、環境改善という曖昧な言葉で何かを誤魔化しているのでは? と思ってしまいます。
何でも環境改善という言葉に関連付けられ、いい加減胡散臭くなっているという……。

話が逸れましたが、環境保護とは別に住む場所が長持ちするのは良いことです。
ただ、この長期優良住宅制度には選定基準があり、7つ程の基準を満たす事が条件になります。
細かく選定されてはいますが、詳細を知りたい方は国土交通省のホームページを御覧頂ければと思います。

分かりやすく言えば、耐久性、耐震性などの住宅のタフさなどを見ることになります。

資金計画はちゃんと立てるべし

住宅を購入する場合、ほとんどローンを組む事になるかと思います。
頭金を用意して、住宅ローンを組むことができれば大丈夫、と思っている人もいるかもしれません。
大切なのは住宅を購入した後、その後の生活です。
購入した後の生活もしっかりとシミュレートしておきましょう。

新居に住むにもカーテンやカーペット、家具、家電、照明器具を新たに購入する必要が出てくる場合もあります。
引っ越し費用なども諸費用として中から賄うにしても限度があると思います。
また、部屋数が多ければ設置するエアコンを増やしたり、テレビなども追加で必要になる場合も出てきます。
頭金やローンだけでなく、他にも色々と費用がかさばってくるのがマイホームの宿命とも言います。

できるならそれらを加味した状態で資金計画を立てると良いかもしれません。
また忘れてはならないのが税金です。
住宅を購入するときも多くの税金が掛かり、なんでそんなに必要なの? と思うぐらい無慈悲に徴収されます。
また購入した後も続く税金があります。戸建ての場合、固定資産税、都市計画税などという税金です。
マンションの場合は管理費、修繕積立金、そして税金である固定資産税の支払いです。
高い買い物なためその税金の額というのも大きくなります。

頭金、購入額だけでなくローンの他にも色々と出費がかさみます。
マイホームを購入したらそこがゴールではありません。むしろその生活をどうやって守って行くかのスタートになります。
無理した資金繰りは結果的に苦しい生活を強いられる事になります。
せっかく家を買ったのに生活水準を下げざるを得ない状況になりそうなのは避けたいところです。
そうならないためにも資金計画は重要な最初の段階です。

充実したマイホームを見つけてください。

大体購入価格の3%から5%を見ておけば良いというのが定説になっています。
とは言っても、購入する家の広さにもよりますので一概には言えないと思いますが。
詳細はネットなどで調べてみてください。

新築物件の良いところ

当たり前な事になりますが、新築物件は中古物件に比べて築年数は短いです。
という事は耐用年数が中古よりも長いという事で、建物の資産価値はご購入時が最大値になります。
また建築技術や資材も日々進化しており、最新式な新築物件ではその恩恵を最大限に受ける事ができる、というメリットがあります。
たとえば、数年前までは高くて手が届かなかった設備が数年後当たり前なように設置される設備になり、値段も安くなっている、という事もあるはずです。
環境、耐震、耐熱などの住宅の基本性能も同じ事が言え、新築住宅の方が中古よりも優れているのは確かです。
それだけ高い物件価格ですから、それに見合ったものでないと手を出す人もいないでしょう。

また新築住宅の場合、購入した後に保証が付きます。
メンテナンスや修繕、などの定期点検です。その保証が10年から20年間保証といった制度もあります。
長期的に快適な住まいを維持して行くことも可能です。中古住宅には無い特権です。

金銭面ではどうしても中古の方が有利になります。
新築マンションの場合、購入後も管理費や修繕積立金などと言った支出が発生します。
これは所有している限り続きます。ローンにプラスしての発生になりますので重荷となる事も予想されます。
また車を保有している場合、止める場所にもコストが掛かります。戸建であればあらかじめそのスペースを確保する事も可能ですが、マンションだとそうも行きません。
ローン以外の諸経費などがかさむのは間違いありません。マンションの場合は管理費や修繕積立金が15年以上経過すると値上がりする事もあるようです。

長い目で見れば中古物件よりも新築物件の方が良いかもしれません。
いくらリフォームしようと築年数を若返らすのは無理です。柱や基礎から改装するわけではありませんので、厳しいでしょう。
リフォームを念頭においた新築物件の購入という風に考える人もいます。
その場所で永住を考えるのであれば新築になるかと思います。どうするかは家族構成の変化などを良く考えて決断すると良いお買い物ができるはずです。

住宅の売却を考えたとき

住宅を売り出したい、と思い至ったときまず利用するのは不動産会社だと思います。
戸建、マンションなどの売却をお考えなのであれば不動産会社の選定だけは間違えないようにしましょう。
その不動産会社さえ間違えなければ売却はもう半分ぐらい成功したようなものです。
それほど不動産会社を選定は重要なウェイトを占めています。決める際には、慎重に選んで下さい。

一言で不動産会社と言っても、取り扱う物件の規模、種類、得意分野までそれぞれ特徴があると思います。
この不動産は駅に近いところに強い、郊外あるいろいろな物件を取り扱っているなど、不動産会社によって違ってくると思います。
その規模から売却する不動産会社を見つけ出して下さい。

この場合で言えば、あなたが選ぶべきは「中古住宅売却」に強い不動産屋ではないでしょうか。

高い売値額で見積もってくれた、大手の不動産企業だから安心、というような感覚で決めてしまうと足元を見られた状態で契約が成立してしまいます。
これまでの販売実績などを調べてみましょう。
この条件で強い不動産はどこなのか、を知ってからでも売りに出すのは遅くありません。
確かに需要などもあると思います。
そんなところに人が住むとは思えない、と言われてしまったらそれまでです。
しかし、絶対にいないとは言い切る事はできません。その点をカバーしてくれるのが地元に昔からある不動産だったりします。
ネームバリューだけで決めてしまうと門前払いか、馬鹿みたいな金額で提案されると思います。
そこを地元の不動産だったらまた違ったご提案があるのでは? と思います。
逆に大手の方が物件を幅広く紹介しているので探している人の目に留まるということで受け入れてくれるかもしれません。
何にしても売る住宅の強みを知っておくと良いでしょう。
そこから売るべき相手を決めても遅くはありません。

住宅を売却したいのにいつまで経っても売れない、と後で後悔しないように、ちゃんとしたご判断を。

注文住宅と分譲住宅

注文住宅と分譲住宅の違いは、ご存知の通りすべて自分で決めるか、すでに決まっているかの違いです。
やはりマイホームを持つなら、理想通りのご自宅を持ちたいと思うのが普通です。
ただ分譲住宅では、すでにプランや間取りなどが決まっていますから自分の理想通りとは行かないのが普通です。
注文住宅は自分の思い通りに間取りなどを決めることができます。
これは注文住宅の最大のメリットでもあります。
そのため注文住宅にする場合では、どんな家に住みたいのかを明確にしておかなければなりません。
漠然とこんな家に住みたい、というイメージだけでは足りません。
また選択肢を増やすという面でも色々な建物を見物したり、友人のご自宅へお邪魔したり、ネットなどで情報を集めて知識を蓄えるなどの行動も必要です。
中途半端なイメージが後で悲惨な結果になる事も結構あります。
完成がイメージとかなり違う、ということにもなりかねません。

自分で考えたプラン、というのはすべて自分の責任になります。
また住んでみたらイメージとは違って使い勝手が悪かった、などの場合も無いとは言い切れないところがあります。
建ててからでは遅いので、その前に色々と情報を得て勉強しておかないと、なかなか理想通りというのは厳しいです。

分譲住宅では、自分ではプランを決める事はできません。
プロの建築士が実際の生活を考えて設計されていますので、自分の理想とは異なる場合があります。
が、大衆受けではありますので住み心地は普通でしょう。
そうでなければ売ることはできませんから、生活はしやすい部類に入るかと思います。
またすでに完成しており、内部を見ることが可能であれば実際の生活をイメージしやすので、変なリスクを負う事も少なくなります。

それぞれ良し悪しはあります。
大切な部分は何かといいますと、自分の生活にとって何を優先すべきか、という部分ではないでしょうか。
注文住宅と分譲住宅の良い部分も悪い部分も、どう受け止めるかは購入する人それぞれの希望次第で変わります。

土地購入の基本

注文住宅を建てようとお考えなのであれば、必然的に土地も自分で探さなければなりません。
少しでも良い立地、良い環境を選ぶため、探せば探すほどもっと良いところがあるのでは? と思ってきりが無くなります。
いつまでも見つけることができず、土地探しは長期化してしまい諦めてしまう。
そして薦められた土地を購入して後悔した、というのが最もダメなパターンです。

こういう失敗をしないために土地探しの基本は重要なのです。

まずは欲しい土地というのを丁寧に整理して行きましょう。
最初はエリアの設定です。
生活の利便性を考え都心部に必要なのか、または子供達のために環境などを考慮に入れた郊外にするのか。
どこを中心に土地を選ぶかをはっきりさせれば大体は決まってくるはずです。

そこでエリアが決まったら、数件の候補を立て実際に出向き調査する事をオススメします。
土地購入時にチェックすべき点は以下の通りです。

最寄駅や商業施設、公共施設までの距離、移動手段、所要時間、交通量。
また医療施設、教育施設、交通状況、近隣状況などです。
また土地の周囲の環境も調べましょう。大雨が降った場合、雪が積もった場合など天気によっての周囲の変化も把握しておくと良いと思います。
それぞれ朝昼晩の姿を見るとより詳細を知る事ができます。

色々調べる事が多いですが、これから一生付き合って行く場所です。
たった一つの妥協が、後にどんな影響を与えるか分かりませんよね。
すべてに妥協できるというわけではなく、妥協できる部分とできない部分をはっきりさせておくことです。

土地を買い、注文住宅を建てた時は車なんて必要ないと思っていたけど、いざ住んでみたら車が最低でも2台必要になった。
そうなってしまったとき、車を止めておく場所は? 周囲の交通状況は? などの環境も必要になってきます。
これからの生活で必要になること、必要になるかもしれないこと、すべて考慮を入れて考えてみてください。
それが失敗しない土地探しの基本になります。

最近は土地を代わりに調査してくれる業者もあるみたいです。
自分たちでは困難だと思ったら、そこに依頼するのもひとつの手段かもしれません。

新築と中古で迷っているなら

新築か中古物件かでお悩みの方、それぞれの理由を明確にしてみてください。
新築でなくてはダメな理由、中古物件でもOKな理由、それぞれ出してみると、今考えているプランがベストかどうかが分かります。
価格的な問題もあるかと思います。
価格の部分だけで言えば中古物件でしょう。
また最近では中古物件を安く購入してリフォームする、という人も多いです。
この方法で行けばトータル1000万ぐらいの費用を抑える事ができます。
そこは考え方次第なのでベストかどうかは分かりません。

ただ中古物件のリフォームにも限界がありますし、だったら新築で最初から、という考え方もアリです。
戸建ての中古物件を二世帯住宅へ改築したい、というのであれば最初から新築にした方が安く済みます。
どのくらいの規模を求めているのか、そこが重要なポイントになります。
中古物件の場合、自分の求める希望に副った物件というのを見つけるのは難しいです。
価格は新築に比べて安くはありますが、希望を叶えようとすると新築の方が良い場合も多々あります。
今はどうかは分かりませんが、2階に2部屋増築するだけで2000万円近く掛かります。
ともあれ、これから数年、数十年先を見て必要かどうかを考える事が重要です。

新築と中古の主な違いはやはり価格でしょう。
価格だけで見れば数百万円、数千万円ぐらいの違いが出てきます。
これも同じように、それだけの金額を支払う価値があるのかどうかを各々が明確にする必要があります。
ご近所が新築を建てたからと言って、それに便乗する事はありません。
そのとき、あなたがそうしなかった事が数年後どんな結果になるか誰でも分かりません。
見栄がどんな結果を招くのか、価格が価格なだけでに今後大きな影響が出てきます。

新築と中古のメリット、デメリットと感じる部分は人それぞれです。
高ければ良いというわけでもありませんし、安ければ良いというわけでもありません。
ご自分にあったベストな物件を見つけましょう。

一生に一度あるかないかと大きな買い物になるかと思います。
あなたにとってベストな選択をしてください。

それぞれの不動産の特徴

不動産と一言で言ってもその規模や特徴というのは違います。
ニュータウンと言われる集合住宅の建設、大規模な高層マンションを建設して分譲する”デベロッパー系”。
ハウスメーカーの子会社や系列会社と仲介して不動産の売買などを行う”ハウスメーカー系”。
大手ではこの2つが大半かもしれません。

また不動産間で独自のネットワークを築きその情報を提供する”情報流通系”、
長い間地域に根ざして信用を築いてきた”地域密着系”というのが中小不動産になるかと思います。
街にあるこじんまりとした不動産がこの系統です。
例外として金融機関の中から不動産部門が独立した”金融機関系”というのもあります。
金融機関で住宅ローンを組む事になりますし、そういう部門があっても不思議ではありません。

それぞれ不動産の特徴を知っておけば家探しも充実したものになると思います。
オススメ物件特集などを見ても、紹介している物件の内容が違ってくるはずです。

本来不動産というのは不動産の売買や賃貸の仲介が主でした。
が、デベロッパー系やハウスメーカー系の不動産となると、宅地建物取引主任者のほかにその建物や土地を鑑定や調査をするする不動産鑑定士、土地家屋調査士がいたります。
その他、書類手続きが必要な場合の司法書士、資産運用の案内をする税理士もいることが多く、仲介以外にも充実したサービスを提供してくれるところもあります。
大手のところへ行けば分からない事があってもしっかりと教えてくれるので安心と言えば安心です。
その分、仲介料などの値段が高くなりますが……。

土地によって長年基盤を気づいてきた不動産もあります。
住みたい場所のニーズが明確だと紹介できる物件も広がり、より紹介しやすくなります。
何でも良い、という事はないと思いますが、譲れない条件というのは固めて置くと探すほうもちゃんとした物件を紹介する事ができます。
より良い家探しをするためにも、ご家族が揃って意見交換できる機会を多く設けるようにしましょう。

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