注文住宅と分譲住宅

注文住宅と分譲住宅の違いは、ご存知の通りすべて自分で決めるか、すでに決まっているかの違いです。
やはりマイホームを持つなら、理想通りのご自宅を持ちたいと思うのが普通です。
ただ分譲住宅では、すでにプランや間取りなどが決まっていますから自分の理想通りとは行かないのが普通です。
注文住宅は自分の思い通りに間取りなどを決めることができます。
これは注文住宅の最大のメリットでもあります。
そのため注文住宅にする場合では、どんな家に住みたいのかを明確にしておかなければなりません。
漠然とこんな家に住みたい、というイメージだけでは足りません。
また選択肢を増やすという面でも色々な建物を見物したり、友人のご自宅へお邪魔したり、ネットなどで情報を集めて知識を蓄えるなどの行動も必要です。
中途半端なイメージが後で悲惨な結果になる事も結構あります。
完成がイメージとかなり違う、ということにもなりかねません。

自分で考えたプラン、というのはすべて自分の責任になります。
また住んでみたらイメージとは違って使い勝手が悪かった、などの場合も無いとは言い切れないところがあります。
建ててからでは遅いので、その前に色々と情報を得て勉強しておかないと、なかなか理想通りというのは厳しいです。

分譲住宅では、自分ではプランを決める事はできません。
プロの建築士が実際の生活を考えて設計されていますので、自分の理想とは異なる場合があります。
が、大衆受けではありますので住み心地は普通でしょう。
そうでなければ売ることはできませんから、生活はしやすい部類に入るかと思います。
またすでに完成しており、内部を見ることが可能であれば実際の生活をイメージしやすので、変なリスクを負う事も少なくなります。

それぞれ良し悪しはあります。
大切な部分は何かといいますと、自分の生活にとって何を優先すべきか、という部分ではないでしょうか。
注文住宅と分譲住宅の良い部分も悪い部分も、どう受け止めるかは購入する人それぞれの希望次第で変わります。

土地購入の基本

注文住宅を建てようとお考えなのであれば、必然的に土地も自分で探さなければなりません。
少しでも良い立地、良い環境を選ぶため、探せば探すほどもっと良いところがあるのでは? と思ってきりが無くなります。
いつまでも見つけることができず、土地探しは長期化してしまい諦めてしまう。
そして薦められた土地を購入して後悔した、というのが最もダメなパターンです。

こういう失敗をしないために土地探しの基本は重要なのです。

まずは欲しい土地というのを丁寧に整理して行きましょう。
最初はエリアの設定です。
生活の利便性を考え都心部に必要なのか、または子供達のために環境などを考慮に入れた郊外にするのか。
どこを中心に土地を選ぶかをはっきりさせれば大体は決まってくるはずです。

そこでエリアが決まったら、数件の候補を立て実際に出向き調査する事をオススメします。
土地購入時にチェックすべき点は以下の通りです。

最寄駅や商業施設、公共施設までの距離、移動手段、所要時間、交通量。
また医療施設、教育施設、交通状況、近隣状況などです。
また土地の周囲の環境も調べましょう。大雨が降った場合、雪が積もった場合など天気によっての周囲の変化も把握しておくと良いと思います。
それぞれ朝昼晩の姿を見るとより詳細を知る事ができます。

色々調べる事が多いですが、これから一生付き合って行く場所です。
たった一つの妥協が、後にどんな影響を与えるか分かりませんよね。
すべてに妥協できるというわけではなく、妥協できる部分とできない部分をはっきりさせておくことです。

土地を買い、注文住宅を建てた時は車なんて必要ないと思っていたけど、いざ住んでみたら車が最低でも2台必要になった。
そうなってしまったとき、車を止めておく場所は? 周囲の交通状況は? などの環境も必要になってきます。
これからの生活で必要になること、必要になるかもしれないこと、すべて考慮を入れて考えてみてください。
それが失敗しない土地探しの基本になります。

最近は土地を代わりに調査してくれる業者もあるみたいです。
自分たちでは困難だと思ったら、そこに依頼するのもひとつの手段かもしれません。

新築と中古で迷っているなら

新築か中古物件かでお悩みの方、それぞれの理由を明確にしてみてください。
新築でなくてはダメな理由、中古物件でもOKな理由、それぞれ出してみると、今考えているプランがベストかどうかが分かります。
価格的な問題もあるかと思います。
価格の部分だけで言えば中古物件でしょう。
また最近では中古物件を安く購入してリフォームする、という人も多いです。
この方法で行けばトータル1000万ぐらいの費用を抑える事ができます。
そこは考え方次第なのでベストかどうかは分かりません。

ただ中古物件のリフォームにも限界がありますし、だったら新築で最初から、という考え方もアリです。
戸建ての中古物件を二世帯住宅へ改築したい、というのであれば最初から新築にした方が安く済みます。
どのくらいの規模を求めているのか、そこが重要なポイントになります。
中古物件の場合、自分の求める希望に副った物件というのを見つけるのは難しいです。
価格は新築に比べて安くはありますが、希望を叶えようとすると新築の方が良い場合も多々あります。
今はどうかは分かりませんが、2階に2部屋増築するだけで2000万円近く掛かります。
ともあれ、これから数年、数十年先を見て必要かどうかを考える事が重要です。

新築と中古の主な違いはやはり価格でしょう。
価格だけで見れば数百万円、数千万円ぐらいの違いが出てきます。
これも同じように、それだけの金額を支払う価値があるのかどうかを各々が明確にする必要があります。
ご近所が新築を建てたからと言って、それに便乗する事はありません。
そのとき、あなたがそうしなかった事が数年後どんな結果になるか誰でも分かりません。
見栄がどんな結果を招くのか、価格が価格なだけでに今後大きな影響が出てきます。

新築と中古のメリット、デメリットと感じる部分は人それぞれです。
高ければ良いというわけでもありませんし、安ければ良いというわけでもありません。
ご自分にあったベストな物件を見つけましょう。

一生に一度あるかないかと大きな買い物になるかと思います。
あなたにとってベストな選択をしてください。

それぞれの不動産の特徴

不動産と一言で言ってもその規模や特徴というのは違います。
ニュータウンと言われる集合住宅の建設、大規模な高層マンションを建設して分譲する”デベロッパー系”。
ハウスメーカーの子会社や系列会社と仲介して不動産の売買などを行う”ハウスメーカー系”。
大手ではこの2つが大半かもしれません。

また不動産間で独自のネットワークを築きその情報を提供する”情報流通系”、
長い間地域に根ざして信用を築いてきた”地域密着系”というのが中小不動産になるかと思います。
街にあるこじんまりとした不動産がこの系統です。
例外として金融機関の中から不動産部門が独立した”金融機関系”というのもあります。
金融機関で住宅ローンを組む事になりますし、そういう部門があっても不思議ではありません。

それぞれ不動産の特徴を知っておけば家探しも充実したものになると思います。
オススメ物件特集などを見ても、紹介している物件の内容が違ってくるはずです。

本来不動産というのは不動産の売買や賃貸の仲介が主でした。
が、デベロッパー系やハウスメーカー系の不動産となると、宅地建物取引主任者のほかにその建物や土地を鑑定や調査をするする不動産鑑定士、土地家屋調査士がいたります。
その他、書類手続きが必要な場合の司法書士、資産運用の案内をする税理士もいることが多く、仲介以外にも充実したサービスを提供してくれるところもあります。
大手のところへ行けば分からない事があってもしっかりと教えてくれるので安心と言えば安心です。
その分、仲介料などの値段が高くなりますが……。

土地によって長年基盤を気づいてきた不動産もあります。
住みたい場所のニーズが明確だと紹介できる物件も広がり、より紹介しやすくなります。
何でも良い、という事はないと思いますが、譲れない条件というのは固めて置くと探すほうもちゃんとした物件を紹介する事ができます。
より良い家探しをするためにも、ご家族が揃って意見交換できる機会を多く設けるようにしましょう。

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